2020年に「NOMARHYTHM TEXTILE 」と共に取り組んだコラボレーションプロダクト企画についてのことを。
NOMARHYTHM TEXTILE
2005年、野口 真彩子と佐々木 拓真によってスタート。ハンドドローイングを活かした個性的なテキスタイルと日本を始め海外で出会った伝統技術に新しい視点を加え、コンテンポラリーなコレクションを展開。

NOMAさんとのコラボレーションのきっかけは、彼らのシルクスクリーンの平面作品をみたことが始まりです。


NOMARHYTHM TEXTILEのことは、もともとアパレルブランドとして認識していましたが、洋服以外の表現をそこで初めて体験しました。
発色の良い色と、まっすぐ直線のみで構成されたシリーズは特に印象深く Josef Albersの作品を彷彿とするように目に映りました。
彼らの活動の根幹である洋服つくりにも興味が湧き、展示会にお邪魔してみることに。
そこでは染めの手法や刺繍といった私たちにも馴染みがあるハンドクラフトの要素がふんだんに使われており、アウトプットの方法は違うけれど、美しいと思うものの感受性や影響をうけたであろうカルチャーはかなり近いのではないか?と思い、彼らが衣服の上で表現している強く柔らかい感覚を Landscape Productsが培ってきたものづくりの背景を使って解釈するというコンセプトの元に、このコラボレーション企画を持ち出しました。
具体的に製品に落とし込む中では”Stripe”というテーマを軸に、ラグ/焼き物/スツールの3種類の開発に取り組みました。
◯ラグ
彼らのアイコンとも言えるストライプ柄をコットン100%の生地で織りました。カラーバリエーションとして、奄美大島の伝統的な染めの手法を用いた天然染め(藍 / 車輪梅)も展開。


◯焼き物
Landscape Productsの活動に大きな影響を与えた「民藝」にフォーカスし、大分県日田にある小鹿田焼の伝統的な窯元・坂本工窯に制作を依頼。熟練の絵付けの技術でスピード感ある線を乗せました。プレート、カップ、キャンドルホルダー、フラワーベースの展開。


◯陶製のスツール
家具をフォーマットに、ファッションの切り口でデザインを捉える試み。陶器という硬質な素材にベルトを通すことで意匠に転換するアイデアを形にしました。

Landscape Productsは立ち上げ当初からファッションというものを常に身近に感じてきました。
ファッションやインテリアといったジャンルの垣根を超えて、本質の部分で繋がりながらお客様に楽しんでいただけるブランドであり続けることをこれからも目指します。
今中