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30 October 2013 Update.

NEWS /30 October update.

Leslie Williamson "Photographer"

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いよいよ伊藤利江作陶展 "POTTER"が今週末までとなりました。
天気の悪い日が続きますが、まだご覧になっていない方はぜひお立ち寄りください。

翌週の11月7日からは、"HANDCRAFTED MODERN"の著者レスリー・ウィリアムソンの写真展が始まります。
写真家のレスリー・ウィリアムソンが同書籍のために撮影したアメリカのデザイナーの自邸や、未掲載のもの、その後ヨーロッパで撮影したデザイナーの自邸など、
彼女が撮影をしてきた写真の展示をプレイマウンテンで開催いたします。
初日である11月7日18時から、本人を交えレセプションを開催いたしますので、みなさまぜひご来場ください。

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Leslie Williamson Photographer
2013.11.7(thu) - 11.18(mon)

本をとあるLA の書店で見た際に、チャールズ&レイ イームズが日常で自然に見ているような風景がすごく違和感なく切り取られていて、素直に気持ちよく見ることのできた写真でした。それが後にHEATH CERAMICS で展示されていたレスリーの写真と理解できてからさらに彼女の写真に興味 が湧きました。
そこに暮らしていた住人の今も古びないものを見る目がその写真から見てとれます。
中原 慎一郎

Playmountain
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-52-5 #105
tel:03-5775-6747
playmountain@landscape-products.net
open:12:00〜20:00 不定休

October 30, 2013 10:25 AM | Permalink | NEWS

7 October 2013 Update.

NEWS /07 October update.

「POTTER」、「ぼくの香川案内。」

悪天候が続いていますが、涼しくなると共に秋が深まっているのを感じますね。

今回のNewsでは、来週から始まる伊藤利江さんの個展と、「ぼくの香川案内。」出版のお知らせです。
9日間と短い期間になりますが、みなさまどうぞお出かけくだい。

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まずは、BIRDS' WORDでお馴染みの伊藤利江の個展のお知らせから。
鳥をモチーフにしたブローチやオブジェでお馴染みのBIRDS' WORDS
以前開催したプレイマウンテンでの展示から、約2年半ぶりとなる今回は、BIRDS' WORDSとしてではなく、陶芸作家・伊藤利江としての個展を開催いたします。
普段の作品では見ることのできない、轆轤で製作した作品群がプレイマウンテンにならびます。

今回の個展のために、鹿児島の木工作家・盛永省治さんに器にあわせた蓋を制作していただいたりと、普段のBIRDS' WORDSとは違った一面をみることができます。
ぜひ、ご期待下さい。
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伊藤 利江 作陶展 "POTTER"
2013.10.19 sat - 11.03 sun

Playmountain
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-52-5 #105
tel:03-5775-6747
open:12:00〜20:00 不定休

陶芸作家・伊藤利江の2年半ぶりとなる器を中心とした作陶展を東京と大阪で開催します。
花器や蓋物、小さなカップやボウルなど、轆轤(ろくろ)や手びねりの手法から生まれる
おおらかな作品たちは、表面に施す模様や実験的な釉薬によって豊かな表情を浮かび上が
らせます。一点一点に作家の心象が映し出された作品は、伊藤の主な活動である陶磁器ブ
ランド「BIRDS' WORDS」での鳥をモチーフにした作品とは違った、新たな作家の一面を
垣間見ることができます。
作品の一部には、鹿児島の木工作家・盛永省治さんに依頼した木製の蓋などが使われてい
るものもあり、陶器の質感と木のぬくもりを同時に楽しんでいただけます。
是非、手に取って作品の心地よさを感じていただければ幸いです。
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「ぼくの鹿児島案内。「続・ぼくの鹿児島案内。」と出版して来た岡本仁が提案するガイドブック。
第3弾は「ぼくの香川案内。」です。
うどんはもちろん、香川の日常に点在するイサムノグチや猪熊弦一郎の作品など、ポラロ
イド写真が1枚と文章のみと、シンプルな構成ですが、文章を読めばその土地を訪ねてみた
くなります。

全国発売は10/20の予定となっています。

10月13日には出版記念イベントが香川で開催されます。
イベント詳細は、Google mapと連動した瀬戸内デジタルアーカイブプロジェクト(リンク:http://setouchi.blogspot.jp/)からご覧いただけます。

みなさまぜひご参加ください。
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『ぼくの香川案内』

高松の街を歩いていると鮮魚の行商をする女性たちを良く見かけるので、友人に尋ねた
ら彼女たちは「いただきさん」と呼ばれているのだと教えてくれました。ぼくは旅行者だ
から魚を買っていきはしないけれど、そういう商売が街いちばんの目抜き通り近辺で成立
していることが、どれほど豊かな光景であるかと感じ入ってしまいます。

老舗和菓子店の喫茶室に飾られた絵を眺めていたら、水を注ぎ足しに来てくれたウェイ
トレスさんが「猪熊さんの絵です」と声をかけてくれました。ぼくも猪熊弦一郎の絵が大
好きなのですと答えたら、彼女はぼくの座っている隣の椅子の肘掛けを撫でながら「桜の
椅子です」と微笑むのです。自分の住む場所を誇らしげに紹介できる何かをたくさん持っ
ていることが、とても羨ましくなりました。

誰か香川を旅行しようとする人にぼくが紹介したいのは、その土地の人たちが愛してい
る場所や人や建物や芸術や食物なのです。世の中に香川県のガイドブックは山ほどあるで
しょうし、たくさんの情報が載っていることでしょう。でも、個人的な思い入れのない
フラットな紹介文とともに50軒の食堂の情報があっても、どこで何を食べたら楽しいのか
まではわからないし、逆にどれにするか大いに迷ってしまいます。それならば、背景まで
も含めた思い入れとともに紹介された5軒の食堂の情報のほうが、もしかしたら役に立つ
のかもしれません。

『ぼくの香川案内』は、そんなガイドブックを目指します。


岡本 仁

October 7, 2013 1:05 PM | Permalink | NEWS