25 October 2010 Update.
/25 October 2010 update.
Rose Cabat
9月に大阪のdieciにて開催されたRose Cabatの展示が
Playmountainでも開催となりました。
Rose Cabatはアメリカのアリゾナ州ツーソンに住む陶芸家で、
96歳の今でも現役で制作を続けています。
日本では無名に近しかった彼女は、
写真家のロバート・メイプルソープの遺品オークションのカタログに、
彼女の作品である「Feely」が含まれていたことで注目を集めはじめました。
彼女の作品の特徴は、ぽってりと全体が丸いフォルム、
それと相対するようなとても細い首、そして鮮やかな色合いです。
極限まで細められた首から繋がる丸みは官能的とも言え、それを引き立たせる色は
まるでアリゾナの青い空なような鮮やかなターコイズブルーから
瑞々しい木の実のような緑や黄色、大地のような茶色など様々です。
そして、もう一つ特筆すべき特徴はその肌触りです。
Rose自身が言うように、まるで赤ちゃんのお尻のような肌触りで、
手に取るとしっとりと吸い付き、思わず頬ずりしたくなるようなような質感なのです。
ぜひ、一度実物を手に取って体感してください。
期間:2010.10.30(土曜日)-11.10(水曜日)
会場:Playmountain (open 12:00-20:00) 定休日/無
お問合せ:Playmountain
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-52-5 #105
Tel : 03-5775-6747
Email : info@landscape-products.net
テキスト / 真柳茉莉華
22 October 2010 Update.
/19 October 2010 update.
TEMBEAのノートパソコンケース
しっかりとしたキャンバスを使ってものづくりに取り組んでいるバッグブランド「TEMBEA」より
ノートパソコンを持ち運ぶケースが届きました。
5,040円 / w290 x h420mm
内側、外側ともしっかりとしたキャンバスで覆われ、
芯にはクッション材が入っているので、傷や衝撃からパソコンを守ってくれます。
柄は大柄ボーダー、チェック、迷彩の3種類からお選びいただけます。
また、定番となっているポーチの新色も入荷しております。
暑かった夏も終わり、これから少しづつ紅葉の始まる時期になりました。
放浪を意味する「TEMBEA」の名のように、
このケースにノートパソコンを入れて外へ出てみてはいかがでしょうか。
テキスト / 真柳茉莉華
19 October 2010 Update.
/19 October 2010 update.
Lueの真鍮スプーン
岡山県を拠点として活動する「Lue」による真鍮製のスプーンが入荷いたしました。
主宰の菊地流架さんは岡山県で生まれ育ち、
父親の代から真鍮を元にスプーンやブローチなど、
生活にまつわるものを作り出しています。
韓国の伝統的なスプーン、
スッカラッを思わせるこのフォルムはシンプルながらも、
丁寧に叩いてかたちをつくりあげた細かな手のあとがうかがえます。
真鍮は人体に害を及ぼすものに触れると色が変わるため、
昔から安全食器として愛用されてきた歴史があるのです。
また、真鍮は金属の中でも柔らかい素材ということもあり、
見た目以上に優しい口当たりが印象的で、
真鍮らしい色や質感、色の変化もお楽しみいただけます。
サイズは4種類からお選びいただけますので、
まずは一度この使い心地をお試しください。
カレースプーンと名付けられたこのスプーンは
特にスリップウェアとの相性も抜群です。
また、シュガースプーンはCHIN JUKAN POTTERYの
シュガーポットにもよく合いますのでお探しだった方におすすめです。
テキスト / 真柳茉莉華
8 October 2010 Update.
/08 October 2010 update.
Nic Webb のワークショップ
イギリスで活動する木工作家ニック・ウェブさんの来日に合わせ、
ワークショップを開催することになりました。
カトラリーをはじめとする手道具を主に製作するニック・ウェブさんのもと、
丸太から削り出すスプーンをつくります。
募集内容
定員:10/23(土曜日)10:00-15:00 ー 6名
10/24(日曜日)10:00-15:00 ー 6名
条件:満18歳以上 *先着順とさせていただきます
参加費:4,000円(税込) ランチ・ドリンク付
会場:Tas Yard
お問合せ:Playmountain
Tel : 03-5775-6747
Email : info@landscape-products.net
<Nic Webb>
ブライトンカレッジにてアートを専攻し1994年に卒業。
以来、絵画と彫刻を中心に創作を続ける。
その後、ロンドンの南東にあるキャンバウェルに拠点を移し、
芸術家と工芸家のコミュニティーとして知られるバンガードコートスタジオにて活動、
現在に至る。
2010年には、ロンドン、ハンブルグ、アントワープ、シカゴ、東京、ソウル等、
世界各地で展覧会を開催。
制作拠点のロンドンでは、‘生の木’を用いてものづくりをするワークショップを開催するなど、
木工創作を通しての教育活動にも意欲的。現在38才。
私は、木という素材にとても魅力を感じています。
木は持続可能で、環境に無理のない自然の素材です。
そのような木を素材に、昔からの道具を使い、新たな手法を組み合わせることで、
アートやデザインにも通じる独自の作品を生み出しています。
私は、伐採されたばかりの‘生きた木’を好んで作品の制作に用いています。
そのような木は変形しやすく、乾燥の最中にねじれたり曲がったりするので、
作品の仕上がりに思いがけない影響を与えてくれます。
木材のもつそれぞれ個性は、私のデザインと製作において、
より大きな自由をもたらしてくれるのです。
作品に使用する木材を手に入れる方法はいろいろです。
今は、幼少時代を過したサフォークの森林によくみるような、
イギリス独自の落葉樹に夢中です。
イギリス中を旅して、山々を歩きながら楽しんで木材を集めています。
また、地方の樹木医とも交流があり研究で使用する各地の庭や公園で集めた
木材を分けてもらうこともあります。
私は、よりシンプルな手法で木に向かうことを心がけています。
木材が、みずから然るべきフォルムと物語を教えてくれるのです。
現在は「発生と衰退」というテーマを持って、制作にのぞんでいます。
私の制作は、加工することだけでなく、木が自然と経年変化することにより、
作品自らが成長し完成するものと考えています。
私が木に手をかけることで、それらの持つ色や質感、品質をより引き出すことができるように、
との思いで日々制作に励んでいます。
テキスト / Nic Webb
1 October 2010 Update.
/01 October 2010 update.
June Taylor のトークとジャム・テイスティングの会
BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK で好評販売中の
ジャムやマーマレードをつくっているジューン・テイラーさんが来日し、
10月16日(土)午後4時半より TAS YARD にてイベントを行います。
日本未入荷の季節のジャムやお菓子を、ジューンさんの解説を聞きながら試食したり、
ジャムづくりに関する考えを、料理研究家の福田里香さんをお相手に話していただいたり、
とても楽しい会になりそうです。
ロンドン出身のジューンさんは、1980年代の初頭にカリフォルニア州バークレーに移住し、
1990年代のはじめに、オーガニックなジャムを手づくりする『June Taylor Company』を創立。
ジャムやお菓子をつくるための材料はすべて、
北カリフォルニアの小さな家族経営規模の農家が育てた果実を使っています。
また、イギリスの伝統的なやり方で花やハーブをジャムに加え、
独自のものをつくっています。
ハーブや花はほとんどがジューンさんの家の庭から摘んものです。
長い間、人々に忘れられていた珍しい果実をジャムにすることで、
それらの最普及に尽力するなど、彼女の関心は台所にだけとどまってはいません。
そんなジューンさんのお話を聞ける貴重な機会です。
会場が狭いため30名限定(先着順)とさせていただきますので、
早めにお申し込みください。
テキスト / 岡本仁
meet JUNE TAYLOR
ジューン・テイラーさんによるトークと
ジャム テイスティングの会
出演/ジューン・テイラー、福田里香
10月16日(土)
16時30分〜18時30分(開場16時)
予約制 30名限定(定員になり次第 募集は終了いたします)
参加料 5,000円
申し込み先 TAS YARD 03-3470-3940