27 September 2010 Update.
/05 September 2010 update.
Vogelの再入荷
完売しておりましたドイツ製の砂時計が、
サイズを変えて再入荷いたしました。
イタリアンガラスを彷彿させる色鮮やかさには思わず目を奪われます。
特に赤色は、金を使わなければならないことや、
美しい発色を引き出すのに熟練した職人の高度な技術が必要なことから、
避けられることが多いのですが、
この砂時計の安定した赤色の美しさからはドイツの職人の確かな技術力がうかがえます。
砂の落ちる時間は15分で、カラー展開は3種類からお選びいただけます。
研磨による底面の仕上げをせずにつくっているので、
両端の透明度が高くガラスの色をより綺麗に見せているのも特徴です。
また、同じドイツの職人が作るラジオメーターも入荷いたしました。
ラジオメーターとは、イギリスの物理学者ウィリアム・クルックスが
光エネルギーを運動エネルギーへと変換する実験器具として発明したものです。
ガラス内の回転翼の黒い片面が、
裏面よりも赤外線などの放射エネルギーを多く吸収することで温度が上昇し、
それにより黒い面の近くの空気の構成分子の運動が活発になり、
その反力でで回転翼がクルクル回る仕組みになっています。
簡単に言えば、太陽光や照明などの赤外線を含む光をあてると、
黒の面が反対の面を押して回り続けるのです。
もちろん光がなくなれば回転は止まります。
どちらもシンプルで美しい形はオブジェとしてもとても魅力的です。
専用の箱がつきますので、プレゼントにもうってつけではないでしょうか。
※砂時計、ラジオメーターどちらもが吹きガラスのため、
サイズはひとつひとつ異なります。
テキスト / 真柳茉莉華
23 September 2010 Update.
/23 September 2010 update.
PROGRESSIVE
毎年恒例の合同展示会「FOR STOCKISTS EXHIBITION」が、
今年も9月8日から10日までの3日間、池袋の自由学園明日 館講堂で開催されました。
一般の方の入場はできないのですが、家具や雑貨から、ガーデングッズ、
洋服、アクセサリーなど、幅広いジャンルの出店があり、
会場は熱気に包まれました。
そこで出会ったものは、今後ぞくぞく入荷を予定しております。
どうぞお楽しみに。
「FOR STOCKISTS EXHIBITION」において、
Landscape Productsも多数の新作を発表しました。
これらの新作を、9月23日(金)から10月3日(日)まで、
Playmoutainにて受注をかねて展示発表いたします。
「Progressive = 進歩的、革新的」というテーマのもと、
Landscape Products の新たな一面をお楽しみください。
主な内容は、Landscape Productsの新作のダイニングテーブルや
銅・真鍮を使ったローテーブル、
クッションやブランケット、キャンドル、真鍮製のプレート。
Adam Silvermanの器、イタリア製の業務用カフェラテカップ、
ご要望の多かった椅子なども並びます。
今回のLandscape Productsオリジナル新作は、
真鍮という素材に焦点をあてています。
真鍮は使い込むことで表面が酸化し、独特の風合いが生まれます。
輝きを取り戻したい時は、金属研磨剤や磨き布を使って
きれいにすることもできます。
木と同じように、使い育てていくことで変化をしていく素材として
着目した真鍮のラインナップをぜひ実際に手に触れてお試しください。
早いものは11月頃からデリバリー開始の予定です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
テキスト / 真柳茉莉華
18 September 2010 Update.
/05 September 2010 update.
GOOD NEWS
前回好評をいただきました、家具のオーダーにまつわる特典を再びご用意しました。
期間限定で最大18,900円の家具の配送料を無料とさせていただくサービスを行うこととなりました。
*離島などの一部地域を除く
気になる期間は9月19日(日)から30日(木)まで。
オーダー決定の受付のみに限らせていただき、
メールオーダーの家具のご注文につきましても同様とさせていただきます。
納期のことなども含め、詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください。
8月のボーナス時期もすぎ、少し落ち着いてご注文をいただくにはお薦めの時期となります。
また、特注家具のご相談もお気軽にお問い合わせください。
皆様のご来店をお待ちしております。
テキスト / 真柳茉莉華
communeのテーブルリネンシリーズ
LAを拠点に活動する「commune」は、ロマーン、スティーヴン、パメラ、ラミンの4人が、
2004年に設立したデザインオフィスです。
店舗デザイン、編集、プロダクションデザイン、アートディレクターなど、
それまで違う分野で仕事をしてきた4人が集まり、
ショップの内装設計からホテルのディレクションやプロダクト制作まで、
多岐にわたる活動をしています。
彼らは「commune=生活共同体,共同自治体」という名の通り
まわりにいる優れたものづくりをしている人たちとの関係を大切にし、
それをうまく繋ぐことで新しいデザインを作り上げていきます。
日本では渋谷にあるOPENING CEREMONYの内装を手がけたことが記憶に新しいのではないでしょうか。
そんな彼らの新作は、以前のテーブルリネンシリーズの良さを残しながら、
印象をがらりと変えています。
上質なリネン100%のやわらかさと、ポイントになっているステッチはそのままに、
色鮮やかなマドラスチェックになって、アメリカより届きました。
この新作は、テーブルの上を鮮やかに彩ってくれることでしょう。
さらに、嬉しいことにPlacematsはリバーシブルになっており、
片面はチェック、もう片面は以前と同じ無地のタイプとなっていますので、
その時の気分でどちらを使うかお選び頂けます。
また、完売しておりました大判のBlanketも再入荷しておりますので、
どうぞお気軽にお問い合わせ(info@landscape-products.net)下さい。
テキスト / 真柳茉莉華
5 September 2010 Update.
/05 September 2010 update.
SATSUMA PRESS
アメリカに行くと、サツマ(薩摩)という単語をたびたび耳にすることがあります。
サツマと言えば、日本ではさつま芋がすぐに浮かびますが、アメリカでは温州みかんを意味するそうです。
アメリカ北西部に位置するオレゴン州のコーバリスという町で、
一人の女性が活版印刷で作っている「SATSUMA PRESS」のポストカードが入荷しました。
薩摩を名として活動していることもあり、
入荷したポストカードの中にはどこか日本らしさを感じる柄もあります。
158 × 117mm / 各499円
アメリカではレタープレスがいまもとても生活になじんでいます。
ポストカードやグリーティングカード以外にも、
カスタムオーダーでの名刺、イニシャル入りのステーショナリー、結婚式の招待状、
新しい家族が増えた時の案内状なども活版印刷で作ることがよくあるのです。
そういった需要から、カスタマイズコーナーをしっかりともうけるショップも数多くあります。
アメリカの活版の特徴は、とても強いプレスのものが多いことです。
手でさわらなくても見るだけでへこみがはっきりとわかるのです。
もう一つの特徴は、鉛製の活字を使わず樹脂製の版を使う人が多いことです。
日本ではまだそこまで多く見かけませんが、
樹脂を使うことでコンピューターでデザインしたものをそのまま活版印刷にできるようになりました。
鉛の活字はやわらかく、強くプレスしすぎると活字自体が傷んでしまうため、
強い凹凸感を出すのが難しいのですが、樹脂版を使えば強いプレスが可能です。
樹脂は専門の職人でなくとも扱いやすいということが、
アメリカで新しい活版文化が広がっている要因のようにも感じます。
そんな背景を元に作られた、このポストカードの魅力は、
女性らしいさわやかで柔らかな色彩感覚です。
封筒もセットになっていますので、残暑見舞いとしてお近くの方々に送られたり、
プレゼントと一緒に同封するのもよいのではないでしょうか。
お問い合わせなどはこちらからどうぞ。
テキスト / 真柳茉莉華