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12 December 2006 Update.

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ランドスケーププロダクツのオリジナル家具に待望の新作の登場です。

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その名前は「Frame Box Cabinet」!
お気付きの方も多いと思いますが、最近変更しましたトップページの写真にも
使われています。

その最大の特徴はキャビネット正面に施された額のような装飾です。これは回り縁(まわりぶち)という、主に額装や天井に使われる装飾のパーツで、座敷などの格式を高める場合などに使われます。ちょっとした建築から身近な和室まで、ふと見上げると意外と多く見かける事のできる建築における装飾です。
そんな身近なようで意外と遠かった回り縁を、我らのプロダクトのデザインに落とし込んでみました。
どうでしょう、箱のような形や回り縁のまた違った「良さ」が見えてきませんか?

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形はHighとLowの2タイプ。木材もウォールナットと白タガヤ(*1)の2種類からお選びいただけます。
Highはモノを飾ることから本などの収納まで、Lowはテレビ台などとして幅広くお使いいただけます。
またサイズ、仕様の変更などもお受け致しておりますのでお気軽にご相談ください。

きっと中に置くモノもいつもと違った表情で見えてくるに違いないですね。

*1白タガヤとは東南アジアが原産の広葉樹。 木質は重くて硬く、耐久力があり流れるような木目が特徴。
  主に高級家具、高級内装建築材として多く使われています。

TEXT by Takahiro Goko

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ギフトシーズンのこの時期にぴったりなカードが入荷してきました。

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この活版印刷で刷られたポストカードをデザインしているのはSAB LETTERPRESSの武井実子さん。

活版印刷とは、活字などの版を組み合わせ圧力をかけておこなう印刷のこと。今から約450年前にドイツで発明されたこの方法は、正確で大量印刷が可能な画期的な印刷でした。しかし現在はパソコンの普及など、時代の波の押し寄せに衰退の一途を辿っています。しかしその風合いや質感は独特で、今でも多くの人を魅了しています。

SAB LETTERPRESSさんは、そんな活版印刷の文化を時間や流行を超えて、カードというかたちで未来に繋げていきたいという考えのもとに活動を続けています。そんな武井さんの人柄がにじみ出ている、柔らかな印象のカードとなっています。

カードの種類はメッセージ入りと、封筒の付属した2種類で、モチーフはシカ、リス、鳥の中からお選びいただけます。
2タイプとも普通郵便で送ることが可能です。

きっとこんなカードが添えられたギフトをもらえたら、さぞかし嬉しいでしょうね。

TEXT by Takahiro Goko

December 12, 2006 7:23 AM | Permalink | NEWS