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セールも終了しお店の中には新商品が入荷してきました。
その中から今回はベルギーの食器をご紹介します。
WHEN OBJECTS WORKは「ミニマリズム」を原則として美しく、また魅力的な生活環境を
コンセプトに活動をしているベルギーの食器メーカーです。
デザイナーにはJohn Pawsonなどを向かい入れるなど、そうそうたるメンバーで構成されています。
その中でも今回ご紹介するPotteryシリーズは、ベルギーの建築家ヴィンセント・ヴァン・ダイセンによる
デザインの積重ねのできる蓋付きのボウルのコレクションです。
蓋とボウルはそれぞれ3種類の厚みがあり、オーク材で作られた蓋はプレートとしても使うことができます。
とても機能的に作られており、仕上げも非常に手の込んだものとなっています。
何より積重ねたときのリズム感や、北ヨーロッパの空の色を思わせる絶妙な
色合いは何とも言えません。
写真でお伝えしづらいのが残念ですが、かなり迫力のある食器です。
見るだけでも一見の価値ありです。
青山のJan Comme de Garconsの内装をしているJan de cock。
彼の作品集です。箱(収納家具を中心とした)をつくる我らにとって
機能性だけにとらわれない常識やぶりな彼のスタイルは非常に興味深いものがあります。
「箱美」を感じると言えばいいのか…とにかく良い。
まさにDONALD JUDDに通ずる箱の中にさらなる深い空間を感じさせてくれる作品。
素材本来のよさをひき出しているのはもちろん、それに加えて心地よいアンバランスさがあるということ、
色使いも独特で彼のルーツを感じさせてくれる本です。 Text by Kimiaki Etou