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木曜日,28 2006年12月 13:43
背景
最近鹿児島の工場内にショールームが完成した。
プレイマウンテン・ファクトリーストアとしていわゆる工場直買いができる。試作品が
あったり、特注の打ち合せが職人達と直接できる東京にはないスペースでうらやましい。
ここを支えているのが写真の2人。そしてもう1名の女性職人と工場長と奥さんであり
元ミス薩摩焼の3名を合わせ5人体制で全国からくる家具のオーダーに答えてくれている。
ここがなければぼくらは成り立たない。難しい要望にも、急な問題にも冷静に対応してくれる
彼等は我らのエンジンそのもの。
最近ぼくの実家のためにいわゆるアイランドキッチン(書いてて恥ずかしい)つまりは
収納付き作業台を作ってもらった。うちの母は既成品しか使ったことがない世代だから
か、とにかくその便利さ、部屋とのバランス、色すべてに感動している。生活の中で
本当にちょっとした問題を解決してほしい(脚が少し不自由なため)とのことだったが
この家具一台でいろんなことが変わったという。
ぼくらが考え彼等がつくるものがそういう変化を与える。ぼくらができるのはそれくらい
だけど、その喜びを目にした時のうれしさは何にも変えられない。
だから続けようと思う、雨がたくさん降ろうが桜島の灰が降ろうが。
中原慎一郎
木曜日,28 2006年12月 13:43 | by Landscape Products |
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土曜日,23 2006年12月 19:26
GRAYS巡礼
鹿児島に戻る日の朝携帯がなった。学生時代にアルバイトしていたイギリスアンティーク
家具を輸入する(現在はフラワーアレンジメントにもかなり力をいれています)「GRAYS」
のオーナーでもあり、ぼくの本「ぼくらのランドスケープ」に「トマスの母」とサインして
顧客に配ってくれている(笑)メイルからだった。
もちろん「必ずよりますから」と返事する。久々に行ったGRAYSは昔与次郎にあった頃から
すると雰囲気は変わったけれども(おそらくスタッフが女性がいいからかな)メイルと
その娘さんである2人は昔のまま。ぼくはここに戻ると本当に実家に帰ってきた気がするし
本当にメイルが母のようにも思える。
TAS YARDのコーヒーもそして家具への興味もすべてがここから始まっている。これは
まぎれもない事実。今回ここのお客さんが囲炉裏台の縁の飾りをなくしたいうことで
うちの工場長の川畑がメイルに頼まれGRAYSに行く前にお客さんの家によってから行く
ことになったのでついて行くことに。何かうれしい。ただの配達と変わらないのだが
ここに戻ると自分がメイルのスタッフであると思えるのがうれしい。
本当に小さな相談だったのだけど、この飾り縁の相談にも次々に案が出てくる。
やはりお客さんの家に訪問する楽しさってここで学んだんだなっていうのも再確認。
メイルの輸入してくる家具や雑貨のセレクトは日本一だと思う。ぼくがどうやっても
かなわない店でずっと目標だと思う。スタッフ、出入りするするお客さんどれをとっても
個性的。ぼくも今では人を雇う立場で悩むこともあるけれど、僕が働いていたころ
GRAYSはメイルの存在がすべてを解決させていたと思う。それはきっと今も。
最後に自分の店用に3つクリスマスリースを注文した。見送ってくれる3人の姿は相変わらずで
背筋がしゃんとする。
ここでは僕の名前は「トマス」です。
TAS YARDも名前「TOMAS'S YARD」に変えようかな(笑)。
GRAYS
鹿児島市下荒田3丁目16−15
TEL 099-255-7495
10:00〜19:00
木曜休み、日曜は12時〜
中原慎一郎
土曜日,23 2006年12月 19:26 | by Landscape Products |
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木曜日,21 2006年12月 17:37
壺中楽
大学卒業してからというもの鹿児島でゆっくりと過ごすってことがなくなってしまっている。
でも近年国内出張の際にいろんな工房や窯元、shopを少しでもまわるようにしている。
そういう場合によい情報を得るのって難しい。でもタイミングいいと次々と情報が入ってくる。
今回の鹿児島がそういう状況でした。わが工場で打ち合せ後よい店があるとのことを
聞いて行ったのが工場から5分くらいの住宅地にある竹林。車で飛ばしているとおそらく
ただの竹林と思って通り過ぎてしまいそう。道路面から階段あがっていき雰囲気のよい
竹林を抜けると店が見えてくる。
店の名は「壺中楽」(こちゅうらくと読みます)。
店の中では雰囲気のある女性がセレクトした作家の器や陶器、ガラスなどが販売
されています。中村好文さん、三谷龍二さん、小泉誠さんらのイベントもここであったようで
作品もおいてありました。ぼくは粉引きの皿を数枚と最近こっている梅酒用に
片口とおちょこを揃いで購入しました。しかし自分のイメージからするとここの場所に
こういう店があるとは思いもしなかった。しかも自分が学生の頃から。
今回もそうですがこのタイミングだから良さが分かるというか、とにかくここに
このタイミングでっていうのがよかったです。普通に日常で気持ちよく使えるものが
気持ちよくおいてあります。鹿児島に戻った際の楽しみがまた出来ました。
鹿児島市吉野町2433-17
tel 099-243-2555
営業時間 11:00 -19:00
中原慎一郎
木曜日,21 2006年12月 17:37 | by Landscape Products |
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金曜日, 8 2006年12月 13:55
木工
見ての通りです。工房化させてしまいましたVILLA。
鹿児島から戻って早く早くと思っておりましたが、ようやくスタートしました。
練習練習です。まずはバターナイフ、レターオープナーなどなど(一体何用だか
見分けつきませんがね)。でも形出しをいろいろとしているのですが
その不揃いさがまたいい感じです。ついにはCHIGO用で考えている木製飛行機
(オブジェとしての)まで試作やっています。まだまだこれは見せれる
レベルではありませんが、やっていてすごく集中できます。
写真にも写っている椅子はANTTI NURMESNIEMIのサウナスツール。これが
作業するにはすごくいいです。研磨作業の際に使っていますがちょうど良いです。
今原宿のBEAMSで開催中のFINLAND展で購入してしまいました。
http://www.beams.co.jp/beams/news/news_sheet/2006_nov_14_news02.html
家にも欲しいですね。さて、いろんな方々からバターナイフ教室の開催要望が来ております。
もちろんやる予定にはしております。おそらく数名ずつになりますが、2月スタートを
メドに準備(自分がまず慣れるためですが)しています。年明けてまたここで
告知していこうと思います。
だいぶ寒くなりましたがこの勢いで正月飾りも作ろうかという勢いですよ。
中原慎一郎
金曜日, 8 2006年12月 13:55 | by Landscape Products |
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