2013年09月 / ブログ : Interior Design / Landscape Products CO.,Ltd.

火曜日,24 2013年09月 19:53

彼らが住み始めてから、
あっという間に4年が経ちました。

日々成長しているこの住居。

今回は新しく敷地内にガレージを加えました。
当初からガレージの計画をしていたのですが、
以前計画していたものとは違った形になりました。
必要な部分、必要がなかった部分、住んでみてから分かる事も多々あります。
自分たちの生活を考えて、今回は屋根付きのガレージとなりました。

地に足がついてきた建築物。
そりもありますが外壁のウッドパネルが建物になじんでいます。
室内の床が経年でいい艶になっていたり、
ペンキの壁面にもキズやヒビも入ったりしています。

なじんだ空間には家族が生活した4年間の証がたくさん刻まれています。
また新しい一歩を踏み出した鹿児島の家。

これからもこの住居は成長を続けていきます。
それにしてもいつ会っても素敵な家族です。

片山貴之

福岡で進めていた
平和の住宅も引き渡しを終えました。

今回は以前にもブログで書いた、連棟住居のリフォームです。
40年間で、入居者が幾度とかわり、使い勝手を優先した新素材が加わっていました。
設計した方の意図とは違うリフォームをしていたように思えました。

今回は、新築当時にもどしてあげるような気持ちでリフォームしました。
既製品がなかったた当時、隅々まで配慮されデザインされたはずのこの住居。
僕らからみると今ではお金がかかってとてもこんなものは造れない。
とても羨ましい環境にありました。

ここに付け加えたのは少しのディテールだけです。

住居が持っている空気感はきちんと戻して、
それを残してあげたいなという気持ちで手直しを一緒にしました。

造り直すだけではなく、
よいもの、使えるところを見極めるのも僕らの仕事。

大事なことだと思います。
関わってもらったみんなが満足いく、
とても居心地よい空間になったように思います。

片山貴之

一ヶ月ぶりの訪問だった北海道、東川の町。

前回の訪問では基礎しかなかったSALTの店舗。
この一ヶ月で、あっというまに棟上げされ、サッシが入り、外壁まで出来上がっていました。
木造の工事は進みだすと本当に早いです。

今回は下地から仕上げ材のほとんどに
北海道の地場でとれる材料を使って造っています。
木工所にいき施主と一緒に材料を選びました。
配送手間等、できる限り見えないコストがかからないようにしています。

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外壁に張られているのは経年した松材をパネル張りしています。
経年が逆に良い感じで、まわりの環境にとてもなじんでいます。

店舗のほうはこれからが勝負、内装の工事に入っていきます。
あと一ヶ月が勝負です。

片山貴之