月曜日,12 2012年11月 16:23
三軒茶屋の住宅。
間もなく引き渡しをむかえる進行中の三軒茶屋の住宅。
一度スケルトンに戻した物件は、60平米弱とさほど広くはない。
もう一部屋があるといいなと思う大きさで、
2部屋をつくってしまうと部屋個々がコンパクトになってしまい、狭さを感じる。
広さで出来るゆとりは大事。
施主とも色々と考えて今回は可動できる部屋をつくる事にしました。
帰ったときに一番過ごす時間が長い場所を出来る限り広く、気持ちよく生活が出来るように。
部屋が必要な時は生活の中ではごくわずかな時間。
壁面にスライド可能な大きなキャビネットを造り、
用途に合わせて部屋の大きさを変えられるというような。
通常は1DKとして使い、客人が来た時にはもうひとつ簡易で部屋をつくれる。
什器をスライドさせ、間仕切りの位置を変え、簡易パーティションは入り口の扉になる。
このような家具としての空間を考えました。
思った以上に良い出来、壁がスライドするのは不思議な感じです。
片山貴之
月曜日,12 2012年11月 16:23 | by Landscape Products |
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