木曜日,24 2011年11月 10:35
dieci206 オープン
大阪南船場のdieciさんが dieci206 をオープンさせました。
ジュエリーを始めとする細やかな芸術品が販売されています。
3坪弱の無機質な1室に、素材感のある材料を盛込んで趣きのある空間になっています。
床はヘリンボーンの古材フローリング、壁はモルタル、
エントランスの扉と、ミラーの窓枠は金物で製作しました。
ミラー枠は既存の古い窓を隠す役割をしつつ、
ミラーへの写り込みが部屋を広く見せるので、とても効果的です。
入口の扉には、オーストリアのカールオーボックに特注を依頼した取手が着いています。
言語の違う彼との図面のやりとりは面白いものでした。
アメリカの西海岸で買付けて来た家具を配置していますが、
空間との相性が良く、古い家具が持つ風趣に感心させられました。
また、カリフォルニア、ニューメキシコ、オーストリア、異国の物が組みあわせることで、
個々にない別の空気感をかもしだしています。
今回の物件で、粋や洒落っ気が入り交じった、センスの良い人がだけ持ち得る秘密を朧げながら知ることができたと思います。
オーナーさんのひらめきと感、ディスプレイのセンスが活きた部屋に、ぜひお立ち寄りください。
(dieci206は予約制となっていますので、お店のスタッフさんにお声掛けください。)
この部屋と同じフロアにあるdieci208では、11/26〜12/4まで
アメリカの作家、アダム・シルヴァーマンとアルマ・アレンによる展覧会が開催されます。
この機会にぜひ、206と208を梯子なさって頂ければ幸いです。
http://dieci-cafe.com/208/
きたはた裕未
木曜日,24 2011年11月 10:35 | by Landscape Products |
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